脂肪酸の役割とは?

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脂肪酸の役割とは?

油や脂肪に含まれる脂肪酸は私達が健康に生活していく上で、とても大切な役割を果たしています。

私達の体は、約60兆個の細胞から成り立っていますが、脂肪酸はその細胞の入り口となる細胞膜などの生体膜を形成しています。

細胞膜は、

・栄養素を取り込む
・老廃物を排出する
・細菌やウイルスの侵入を防ぐ
・細胞同士の情報を伝達する
・ホルモン様物質の材料になる

などなど、生きていくうえでの基礎となります。

また、私達の第2のエネルギー源でもあります。

人はまずエネルギーに糖質を使い、糖質がなくなってくると脂質を使うようになります。

脂質は糖質の2倍の働きが出来るため、とても効率の良いエネルギーと言えます。

その他にも、

・熱の発散を防いで体温を保つ
・太陽の光を利用してビタミンDを合成
・ビタミンA、D、Eなどの吸収を助ける

といった本当に多くの役割を果たしてくれています。

・・・と、ここまで書くと、

「なんだ、油って良いことばかりじゃない!」

と思われそうですが、ここでひとつ気をつけたいのが、脂肪酸にも種類があり、良い脂肪酸もあれば、悪い脂肪酸もあります。

悪い脂肪酸は摂りすぎると悪玉菌の増加やガン細胞を促進してしまうので、私達にとってはとても危険な存在です。

次のページから実際に脂肪酸の種類を説明していきますので、油や脂肪のことをよく知って、足りない脂肪酸を上手に摂取していきましょう!