過剰摂取が指摘されているオメガ６−リノール酸

多価不飽和脂肪酸の代表的な脂肪酸のひとつがオメガ６−リノール酸です。
よく耳にする油のほとんどがこのオメガ６に属します。

ベニバナ油、サラダ油、ひまわり油、コーン油、ごま油、綿実油などです。

今、問題となっているのが、リノール酸の過剰摂取により、様々な病気を促進している可能性が高いということです。

・適度な摂取量で血圧を下げる
・適度な摂取量で動脈硬化を防ぐ

現代はリノール酸の過剰摂取が指摘されていますが、リノール酸は体内では生成できない必須脂肪酸の為、全く摂らないというのではいけません。

体にとって重要な働きをするガンマ−リノレン酸やアラキドン酸はリノール酸を基に作られるからです。
（過剰に摂取すると炎症を引き起こすのであくまで適度に！）

・善玉コレステロール値を減らす
・悪玉コレステロールの酸化を増やす
・自己生産できない（必須脂肪酸）

オメガ６を摂りすぎると、善玉コレステロール値は下がってしまい、同時に悪玉コレステロールはもっと悪い状態になるという最悪の状態になってしまうのです。

そして、現代はまさにリノール酸を摂りすぎと言えるでしょう。
過剰摂取の原因や症状を次のページで説明します。